マンションの売却履歴は、次のローン審査時にバレてしまうもの?
履歴が原因となって次のローン審査に通らなくなるのでは
マンションの売却履歴は、次のローン審査時にバレてしまうのかが気になっている人もいるかもしれません。
なかなかに難しそうな悩みにも思えますが、そもそもどうしてこのような悩みが生じるのでしょう。
それはおそらく、その履歴が原因となって次のローン審査に通らなくなるのではないかということがあるからでしょう。
ですが、冷静に考えてみてください。
ローンを返済してくれるかどうかにかかっている
ローン審査に通るか通らないかというのは、結局のところその人が借りたローンをきっちりと返済してくれそうかどうかにかかっています。
マンションの売却履歴があることは関係ない
この問題と、マンションの売却履歴があるということとがどのように繋がってくるのでしょうか。
住宅を売った経験のある人は借りたお金を返すことが難しくなる何かの理由があるのでしょうか。
普通に考えて、両者に直接的な繋がりなどなさそうだということに気付くでしょう。
ローンの返済と滞納
借金を返すという視点で見るとプラスに
むしろ、住宅を売却したことでお金を多く持っており、借りたお金を返すという観点で言えばむしろプラスになりこそすれ、マイナスになるようなものではないと考えられます。
ですが、現実として、そのような履歴のある人が次のローン審査に落とされたようだという話を聞いて不安に鳴っている人もいるかもしれません。
そういうことはあるかもしれませんが、それは間違いなく両者の間に直接の因果関係があるわけではなく、何か別の要因があると推測できます。
過去に住宅ローンを滞納したことがあるので審査に通らない
例えば、過去に借りたお金を滞納したことのあるような人には、新規にお金を貸すことは金融機関としてはためらわれるでしょう。
これは十分に審査落ちの理由になり得ます。
過去に住宅ローンを借りていて何らかの理由で滞納を起こし、もう月々の返済が厳しくなってしまったために最終的には泣く泣く物件を売却してローンを清算せざるを得なくなってしまうこともあるかもしれませんが、このような人は次のローン審査時に落とされてしまう可能性があります。
表面的には売却覆歴でローン審査に落ちたように見える
この人は、表面的に見れば物件を売った履歴があるためにローン審査に落ちたように見えるかもしれませんが実際にはそうではありません。
物件を売ったために審査に落ちたのではなく、過去のローン返済を滞納していたために審査に落ちたのです。
ですから、気をつけるべきは物件を売ることそのものではなく、借りている住宅ローンの滞納を起こさないようにすることだと分かります。
審査に通りにくい人と判断基準
収入が安定していないと審査に通りにくい
分かってしまえば何でもない話で、別に恐れる必要もないわけです。
ところで、住宅ローン審査においてよくチェックされている項目、言い換えればそれが原因となって審査に落ちる項目としては以前の別のローンの滞納以外にもいろいろあります。
それを見ていきますと、例えば収入が安定していないことです。
契約社員や派遣社員の人は審査に通るのは難しい
正社員や公務員の人はそれなりに安心していて良いでしょうが、派遣社員や契約社員の人は難しくなることも多いです。
正社員や公務員でない人はそれだけ失業のリスクが高く、失業してしまうとローンの返済ができなくなってしまうのではないかと思われてしまうためです。
正社員でも勤続年数が3年より少ないと審査に通りにくい
仮に正社員であったとしても、勤続年数が短い人は要注意です。
勤続年数が短い人は、その会社で長く働き続けることができるか怪しいと思われてしまうためです。
これも失業のリスクが高いと見られるわけで、一つの基準として勤続3年が目やすとなるでしょう。
年齢も思った以上に重要な判断基準
あるいは、返済が長期間に及ぶことが多い住宅ローンの場合、年齢というのも思った以上に重要です。
例えば55歳の人に35年ローンで数千万円のお金を貸しますかという話で、何歳まで収入が期待できるのかという面が大きく関係してくることは間違いありません。
このように審査に影響し得るいろいろな要素がありますが、その中にマンション売却履歴があるというのは含まれていませんから、安心して良いでしょう。
とりあえず査定依頼してみよう
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