マンション売却価格と販売価格の差は?業者はどれくらい中抜きする?
マンションの売却価格を調べる方法とは
マンション売却を考えている場合、値段がおおよそどれくらい掛かるのかは誰しも気になります。
そこで今回は3つの方法をご紹介します。
不動産会社に調査を依頼する
1つ目は、不動産会社に調査依頼を掛けるという方法です。
豊富な物件と長年の経験を兼ね備えた不動産会社はより精度の高い情報を教えてくれる可能性が非常に高いです。
特に街中の細かな場所などは立地条件や物価変動など様々な要素を加味した上で判断してくれるそれは実際に契約して調査依頼してもらうものとさほど変わりません。
専属契約締結でないと精度の高い情報は出せない不動産会社もある
ただし、不動産会社によっては専属契約を結ばないと精度の高い情報は出せないと渋るところも少なからず存在します。
現代社会において対象地域に不動産会社が一つしか無いことはまず考えられないです。
少し遠くなってもいくつか訪問すれば無料で査定してくれるところに出会えますので、その会社に依頼しましょう。
中抜きは3割程度
売却価格と販売価格で3割程度中抜きする程度です。
実務も肺ってのね旦那ので良心的です。
自分の足で直接調査する
周辺住民に話を聞いて大よその地価を確認
2つめに紹介するのが自分の足で直接調査する方法です。
まずは周辺の住民に話を聞いておおよその地価を確認します。
その時に余裕があれば物件を欲しいかどうか併せて聞きましょう。
売り手と買い手でお互いの希望額が合致することは現実問題殆ど無く、どちらかが折れざるを得ません。
1人でも理想的な条件の提案があればその場で話を進めて行くのも良い
1人でも理想的な条件を言うお客さんがいたら、もっと良い条件は無いのかと欲を出すこと無くその場で話を進めて契約してしまうのが得策です。
もちろんこの方法は時間が非常にかかりますし、一生懸命足を運んで頑張った割には大した成果を得られないことは多々あります。
私の場合は、現地調査と不動産会社に見積もり依頼の両方を行いました。
比較的売却期間に余裕を持って計画していたので、その点は融通が利きました。
立地条件の良さがあると不動産会社としても見積もりがしやすい
業者は2~3社依頼してどれも無料見積もりを快く引き受けてくれました。
田舎で無く都会近郊ということで立地条件がそこそこ良いがために業者としても見積もりがし易かったのでは無いかと考えています。
最終的にはどれもさほど大差なかったのですが、もっとも見積額が大きかった業者に業務提携契約を結んでお客さんとの売買を代行して行ってもらいました。
私もマンションの売却だけに携われないほど多忙の身なので、お金をある程度積んで一定以上の金額で契約してもらえるのであれば万々歳でした。
結果、契約に至るまで1年掛かりましたが、購入したお客様と今も良好な関係を結んでいます。
これも不動産業者が手際よく手続きをしてくれたからだと思って満足しています。
難しい法律関係は信頼のおける業者にお任せするのもいい
法律のこととなると一切分からないので、そこら辺を任せることが出来たのは大きかったです。
今では8割以上の部屋が埋まる人気マンションとなりましたが、マンション購入者の方に話を聞いても、住民とのトラブルは無く、良好な関係を続けているとのことです。
売却したとは言え争いごとはきらいなので、その点に関しても任せて良かったと感じています。
以上の点から私は1と2の方法を併用して行うことをオススメします。
自分ならいくらで買いたいかを考え良心的な価格設定をする
買主目線を養う
3つ目の方法は買主としての目線を養うことです。
自分だったらいくらで購入するのかをより精度を高めて値段設定すれば買主にとってはとても良心的な金額になります。
購入対象として考える候補に挙がりますので、大きな進歩と言えます。
これまで紹介した3つの方法全てを使う
これは上記2つの方法と比べて手間や時間をかけること無くすぐに実行できる方法なので、時間があれば3つの方法を全て使いましょう。
私はマンションを売却するのには時間がありましたが、私自身売買事務にさほど時間を割く余裕が無かったので、現地調査自体も1ヶ月程度であとは現地調査とさほどかけ離れていない妥当性のある見積もりを提示してくれた会社に任せました。
自分自身に余裕があれば全ての方法を用いてマンション売却に励みましょう。
とりあえず査定依頼してみよう