マンションは3000万円で売却したいが、それって現実的?
地域によっては3000万円程での売却はありえる
地域によっては中古物件の中でも特にマンションの需要が高いので、その傾向に沿った物件であれば3000万円程の売却希望価格でも十分現実的です。
具体例な例では東京都の世田谷区に存在する最寄り駅から10分以内の物件が3000万円程で大量に販売され、買い手も見つかっています。
特に有名ハウスメーカーが建設している中古マンションは需要も高く、多少郊外の物件でも高額売却が現実的な取引になります。
耐震構造物は大きな要因になる
この傾向の大きな要因になっているのが耐震建造物の影響で、買い手側の視点では築年数が経過していなければ高い耐震性を保持した物件を3000万円程度で購入できる事になります。
そのためこの価格帯であれば積極的に購入したいと考える方が大勢いるので、不動産業者に依頼して強気のマーケティングを展開してもらいましょう。
広さが逆にデメリットになる
しかし注意点として2LDKから3LDKの広さのある物件が望ましく、それ以下の広さになると徐々に価格も下がってしまうので非現実的な取引になってしまいます。
反対にこの条件さえクリアできれば、広くなるにつれて価格が高くなる傾向も強く、都会の販売物件の中には4000万円程の高価格売却に成功している事例もあります。
都心から少し離れたマンション売却がいい。
日当たり良好な物件は主婦層を購入対象者にした取引
中でも60平方メートル以上のマンションでこの傾向は強く、日当たり良好な物件になると購入対象者を主婦層にした取引想定ができるので、より取引が現実的になります。
少し離れた場所にあるマンション売却はオススメ
さらに現実的な取引を希望している方は、都心から少し離れた郊外にあるマンション売却がお勧めです。
ですがこの取引では購入者のほとんどが平成以降に建築された物を希望する場合が多く、郊外という環境からか広さも80平方メートル程ないと現実的な取引にはなりません。
その代わり高層マンションでなくとも3000万円以上で売れる可能性が高いので、総合的な取引事例で見れば現実的な内容です。
最寄駅がポイントになる
この上さらに高価格を望む方は、周囲の環境を調べて最寄り駅に特急電車が停車するかどうかのリサーチをお勧めします。
特急でなくとも準特急や勤務地の多い地域に対して快速電車でアクセスできる場所等は、環境面での有用性も高いため高価格を期待できます。
ある程度最寄り駅から遠くても現実的に取引できる可能性が高いので、まずは一度取引情報をWEB上や不動産業者に依頼して情報公開してもらう事が重要です。
以上の要素は多くが確立された環境の影響で決まる価格要素なため、変更が難しいのでこれらの取引要素が所有物件にない場合は取引が現実的になりません。
土地の権利書や改築、家具で取引実現を目指す
土地所有権と地上権同時取得で企業などの団体がくるかもしれない
そこでお勧めできるのが土地所有権の同時獲得できる物件の取引で、自身の所有する物件を中古購入した場合は予め土地の権利書が付属している場合が存在します。
その中でも地上権を所有している物件は、マンションだけでなく土地を支配できる権利なので、高額な希望価格を提示しても企業等の団体が購入する可能性が高くなります。
物件一棟を全部所有している必要があるので、別の視点で敷居の高くなる取引ですがその分3000万円の希望を優に叶える事ができるので検討をお勧めします。
家具を付けて即入居できる状態にする
もっと小規模な視点で考える場合は、売却時に所有している家具も同時に手放す方法がお勧めです。
購入者が希望しない場合は実現しませんが、近年では即入居で生活空間を整えられる事にメリットを感じる方もいるので、需要も一定数存在します。
この条件ならば家具の手入れをするだけで価格上昇をある程度期待できるため、売却の切っ掛けが新居購入で家具の買い替えも検討している方にお勧めできる取引方法です。
水回りなどの設備の整備を的確に行う
総合的な注意事項はどの物件取引においても、事前に水回りを含めたライフライン設備の整備を的確に行っておく事です。
でなければせっかく3000万円以上の価格を期待できる物件でも、汚くて買い手付かないまま時間が経過する可能性があります。
よって自身で現実的な取引にできる要素がある場合は、積極的に干渉する事も重要な秘訣です。
とりあえず査定依頼してみよう