【不動産の売却査定】マンションの売却価格を調べる際の注意点
どのようにして売却査定金額を調べるか
マンションの売却をする場合には、事前にどれぐらいの金額になるかを調べておくと安心感を得ることができます。
例えば、マンションを売却したうえで、その資金を新しい不動産の購入に充てるならば、ぜひとも具体的な金額を知っておいた方がよいでしょう。
そこで重要になるのは、どのように不動産の売却査定金額を調べるかです。
査定金額の算出は無料でやってくれる
まず一番手っ取り早いのは、実際に不動産会社にお願いをして査定金額を出してもらうことになります。
査定金額を出すのは、たいていの不動産会社でお金をもらわずにやってくれますので、まずは頼んでみるのがよいでしょう。
例えば、インターネットなどで調べるといくつかの業者がありそこで売却の時の査定をしてくれます。
もちろん査定した金額と同じ金額で売却できるかは別の問題になりますが、それでも査定することに意味があるでしょう。
何社かの不動産会社に依頼すると金額を提示してもらえる
いくつかの業者にお願いをすることで、金額が明確になることは少なくありません。
一つの業者だけだと、安い金額しか提示してくれなければほかの業者と比較をすればどこがしっかりとした金額を提示してくれるかがわかるはずです。
もちろん一つしか査定をお願いしない場合は安いのか高いのかよくわかりませんのでとにかく比較をしてみましょう。
不動産会社に査定依頼をする
実際に比較した人の声を聞くとあまりたくさんの所にお願いしない方がいい
ただし、実際に比較した人の声などを聞いてみると、あまりたくさんのところにお願いしない方がよいでしょう。
なぜなら、それだけ多くの時間を費やしてしまうことになるからです。
不動産会社の方も、査定をしてくれるならば自分のところに売ってくれる可能性が高いと判断するにちがいありません。
業者によってはしつこく勧誘の電話をしてくるようなところもある
もちろん絶対に自分のところで打ってくれるとは考えていないかも知れませんが、業者によってはしつこく勧誘をしてくるようなところもあります。
例えば今までスマートフォンの着信が1日に件ぐらいしかなかったのに、複数の業者から査定をお願いしてからは何10件と電話が来るといった例もあります。
もし、それでもたくさんの業者に査定をお願いしたい場合には、明確に断ることを頭に入れておきましょう。
最終的には一つの業者に決めることになりますので、それ以外の業者はすべて断りを入れなければなりません。
依頼するのは2社か3社ぐらいにしておく
このように考えるならば、二つか三つぐらいの業者でやめておくべきです。
結局10の業者にお願いしたとしてもどこの業者もそれほど金額が変わらない可能性がありわけです。
をし、最初から業者にお願いするのが嫌な場合には、ある程度なら自分で調べることができます。
公示価格を参考にするのも悪くない
例えば土地の場合で言えば、公示価格などを参考にしてみるのも悪くありません。
公示価格は、各市町村で表示していますので、信頼できる金額と言えます。
売却する時の注意
適切な金額でないこともあるので路線価も判断材料にする
ただし、公示価格には問題点がありあまり金額が適切でない場合もあることです。
このような場合には、路線価なども一緒に判断材料にするのがよいでしょう。
路線価とは、道路ごとに金額が決まっていますので、明確な料金が出やすいです。
路線価の問題点
では路線価にどのような問題点があるかといえば、1年に一度しか表示されないことです。
例えば、ちょうど11カ月ぐらい前に路線価を調べてインターネット上に公示した場合でも、その時間に金額が変わってしまっている可能性も十分あります。
実勢価格を参考にするのも良い
そうであるならば、実勢価格と呼ばれるものを参考にしてみるのが良いです。
これはどのようなものかといえば、実際に販売した人に話しを聞きいくらぐらいで売却できたかを表示してあるものです。
実際に売却した金額がわかりますので、よりリアルな数値が見えてくるでしょう。
査定額と実勢価格は開きが生じる
査定額と比べた場合でも、査定額は不動産会社がおよそこれぐらいで売却できるのではないかとの推測ですが、実勢価格に関しては本当に売れた時の金額になりますので開きが生じる可能性が高いです。
どちらかといえば、査定金額の方が高く表示されやすいですので、あまりうのみにしてもよくありません。
とりあえず査定依頼してみよう