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5年以内のマンション、売却は現実的か?

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2019.02.09

5年以内のマンション、売却は現実的か?

どうしても売却をしたい

マンションを購入したものの、どうしても売却をしたいと思った場合、まだ購入してから日が浅かった場合には現実的ではないのでしょうか。

売却をする事は可能ですが、現実的に考えた場合、お金の問題などがありますので、じっくり現実を見つめた上で考えなくてはなりません。

マンションを購入した時の金額

マンションを購入した時の金額と比べて、売却時の金額があまりにも低いようであれば、住宅ローンの問題もありますので、現実的に考えて厳しいものがあります。

5年以内に手放すとなると、実際にはどのくらいで売却が出来るものなのでしょうか。

築年数によって金額が変わる

マンションは築年数によって金額が変わりますが、新築同然の綺麗な物件だったとしても、築年数がどのくらいなのかによって値段が決まると考えておかなくてはなりません。

まず築年数が1年以内だった場合の下落率は、およそ10パーセントくらいになっています。

たった一年経過しただけで10パーセントも下落するというのはかなりの金額といえるでしょう。

購入価格から資産価値の変化

1年経過すつごとに500万円値下がりする

5000万円で購入した場合には1年間で500万円も値下がりするという事になりますので、現実は厳しいといえます。

そこからは同じように1年間で10パーセントずつ値下がりしていくというわけではありませんが、5年以内だったとしても相当な下落率です。

5年以内の場合はおよそ26パーセントも下がるようになりますので、5000万円で購入していた場合は、1300万円もの下落になり、とんでもない大きな金額になるといえるでしょう。

売却してもローン残金は払えない

購入してからの5年間の間に1300万円もの住宅ローンを支払えているわけではないはずですので、売却をしたところで住宅ローンの残金を全て支払えるわけではありません。

そうなると、残りの部分の支払いが残ってしまいますので、大きなマイナスになると考えられ、売却をするべきなのかどうかを迷う所でしょう。

築年数5年以上の場合はどうなの

5年以内の場合は、まだまだ下落率が大きいですが、そこからはどうなるのでしょうか。

10年以内の場合は38パーセントの下落になりますので、さらに大きく値下がりをすることになるので、いずれは手放したいと考えているのであれば、少しでも高く売れる可能性がある5年以内で決断をするべきともいえます。

どの段階で決断をするのかによって値下がり方が変わってきますので、出来るだけ早く決断をするようにしなくてはなりません。

築5年以内のマンションは人気が高いが金額も高い

築5年のマンションは人気が高い物件

築年数が5年以内のマンションというのは、人気が高い物件ですので、売りに出せばたくさんの購入希望者がやってくる事になるはずです。

多くの人が購入する気持ちで内覧に来るという事は、少しでも高く売れる可能性を考えるようにして、ある程度強気の価格設定にしておいても、本当に欲しいと思ってくれる人がいれば、高い値段で売る事は可能になります。

マンションの下落率が高いとはいっても、それなりの金額でも購入したいと思ってくれる人も多いはずですので、そこに希望をもって行くといいでしょう。

購入者がローンの審査に通らない事も

しかし問題になってくるのは、せっかく購入をする気になってくれた人だったとしても、金額が高い為にローンの審査に通らない人が出てくる事もあります。

そうなると購入をしたくてもすることが出来なくなりますので、話が流れてしまうこともあるでしょう。

なかなかいい購入者が現れないからと言っても、一気に値段を下げるような事をする必要はありません。

ある程度は根気強く待つ

ある程度の期間は待つつもりで根気強く待ってみた方がいいですので、しばらくは焦らずに待つようにしたほうがいいでしょう。

ある程度待った後にどうしても売れなかった場合でも、周囲の相場を考えながら値下げをしていった方がいいですので、売り急がないように気をつけておけば良い購入者を見つけられるはずです。

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